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アジア観光市場、中国人観光客の数が最多に―中国メディア

太平洋アジア観光協会(PATA)による2015年の「観光モニタリングデータ(早期版)」で、昨年アジア太平洋地域を訪れた観光客がのべ5億5000万人を超え、前年より6%近く増加したことが明らかになった。北京商報が22日報じた。

また、同地域を訪れた観光客のうち、地域内からの観光客が73%を占め、中国本土、香港、マカオの観光客がトップ3となったことも分かった。

同協会の報告によると、アジア太平洋地域の44の目的地のうち、30の目的地で昨年の訪問外国人観光客数が延べ100万人を突破、12の目的地で1000万人を超えた。

このほか、今年の同地域訪問観光客の出身国・地域ランキングでは中国、米国、香港、トルコ、マカオが、外国人観光客増加率ではパラオ、ブータン、日本、ミャンマー、台湾がそれぞれトップ5に入った。パラオの増加率は34%に達している。

アジアの観光市場における観光客源では香港が1位、中国本土が2位、マカオが3位に。南アジアでは中国、インド、英国が、東南アジアではシンガポール、中国、インドネシアが、西アジアではドイツ、ロシア、英国がそれぞれ主な観光客源となっている。