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アジア投資銀、中国の出資比率は25~30%の国別最多 2位はインド

中国の主導で設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、ロイターは22日、中国の出資比率が25~30%となり、国別最多になる見通しだと報じた。シンガポールで開かれたAIIB設立のための代表者会議の出席者の話としている。中国紙・澎湃新聞が同日伝えた。

報道によると、中国に次いで出資比率が大きくなるのはインドで、10~15%。設立当初のAIIBの資本金は1000億米ドル(約12兆円)で、アジア各国による出資が全体の72~75%を占め、残りを欧州や他地域の国が担う。

中国財政部によると、シンガポールでの会議ではAIIBの規定について各国が合意しており、6月末に北京で同規定に関する署名式が行われる予定となった。