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香港、最新の失業率3.2% やや改善も依然厳しい状況―香港メディア

香港統計処は19日、今年2-4月の香港の失業率が3.2%、不完全雇用率が1.3%となり、前の期間に比べてともに0.1ポイント改善したことを発表した。香港ラジオ局の報道を、中国新聞網が19日報じた。

失業率は主にデータ、通信、小売り、専門・商用サービス業で、不完全雇用率は建設業で改善が見られた。また、総就職者数は370万人あまりで、約8800人減少した。

香港労働者福利局の張建宗局長は「労働者市場は2-4月においても、なおも厳しい状態。9期間連続で3.3%だった季節的な調整後の失業率は、3.2%とわずかに0.1%改善した」とコメント。また、短期的な就職市場の見通しついては、引き続き全体的な経済成長、とくに各種の外的な不確定要素を持つ内需や観光業がどのような状況になるかを見る必要があるとの見解を示した。