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福祉ソーシャルビジネス融資最高に 山梨

 日本政策金融公庫甲府支店は介護・福祉のソーシャルビジネス向け(運転・設備資金)融資が、平成26年度は51件、計4億5千万円の過去最高実績になったと発表した。同支店によると、県内では24年度ごろからソーシャルビジネスが活発化して、融資件数も24年度22件が25年度は29件となり、26年度は2倍近い実績となった。

 内訳は高齢者介護や子供の学習支援を展開するNPO法人向け7件(前年度比75%増)、介護・福祉事業者向け41件(同51・8%増)。件数増加の背景を同支店では多様化、複雑化する地域社会の課題解決に取り組むNPO法人などの増加を挙げている。またソーシャルビジネスを支援する日本公庫の融資事業の認知度が上がったことも要因とみられる。