ドイツ系金融情報会社のMNIがこのほど上海で発表した「中国自動車購入景気指数」リポートで、中国の家庭では今年4月、高級車の購入意欲が下がったことが分かった。中国紙・新民晩報が14日伝えた。
4月の指数リポートでは、中国の消費者の自動車市場への興味が小さくなり、自動車保有率がやや下がったものの、需要は依然、安定していることが分かった。
また、中国の家庭で「高級車を買いたい」という意欲は低下。ただ、10万~14万元(約190万~270万円)程度の中級車を買いたいという意欲は3月と変わらなかった。
MNIは毎月、中国人1000人以上を対象に自動車市場に対する見方を調査している。