無料相談受付中

4月の中国経済指標に明るさ

国家統計局が公表した4月の各種経済指標をみると、工業生産は伸びが加速し、分譲住宅販売は落ち込みが縮小した。社会消費財販売総額は安定的に拡大している。5月13日、中国証券網が伝えた。

4月の経済指標は依然として減速傾向にあるが、明るさも見られる。大手工業付加価値総額は前年同月比5.9%増加し、増加幅は3月より0.3ポイント増えた。

国家統計局工業司シニア統計師の江源氏は「生産量の増加とハイテク技術、新興産業の成長が後押しした」とコメントした。
社会消費財販売総額は同10%増で、1~4月の全国不動産開発投資は同6.0%増えた。1~4月の全国固定資産投資は同12%増の11兆9979億元。

国家統計局シニア統計師の王宝濱氏は「固定資産投資の伸び幅は縮小しているものの、政策効果が少しずつ表れ、基礎インフラ投資や民間投資が活発になっている」と述べた。