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中国のスマホ出荷台数6年で初の減少 今年第1四半期

市場調査会社IDCは今年第1四半期の中国のスマートフォンの出荷台数が前年同期比4.3%減の約9880万台だったと発表した。減少はこの6年で初めて。5月12日、新京報が伝えた。

同期の携帯電話の出荷台数は約1億900万台だった。IDC中国区の霍錦潔総裁は「スマホが普及し、市場が飽和に近づいている」と述べた。

メーカー間の競争も激化しており、在庫を抱えたメーカーは昨年後半、補助金を投入して販売を強化したため、今年第1四半期の販売減の要因となった。

また今年第1四半期、アップルはスマホを1460万台出荷し、中国市場でトップに立った。IDC中国区の王吉平研究総監は「中国市場は大画面を好む傾向があり、iPhone6シリーズの発売で多くのユーザーが乗り換えた」と分析した。

中国ではトップシェアが頻繁に入れ替わり、競争の激しさとともに中国ユーザーのブランド忠誠心の低さが浮き彫りとなっている。