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中国、エネルギー政策の新計画発表 20年までに石炭の使用効率向上目指す―韓国メディア

中国網は7日、中国国家エネルギー局が2015-20年の間に石炭使用におけるクリーン度、効率の向上に取り組む計画を発表したとする韓国メディアの6日付報道を伝えた。

この計画によると、中国は今後石炭使用における切込み炭(原炭)の利用率を高め、17年には70%以上、20年には80%以上にする。また、石炭を使用する火力発電所の熱効率を向上させ、石炭消費量を1kWhあたり310g以下に抑える。

これにより、同国における石炭総消費量の60%以上を火力発電に用いるという。

計画ではまた、今後旧式の溶鉱炉やボイラーなどの設備の使用を停止し、コークス生産、工業用溶鉱炉、石炭からの化学物質抽出、工業用ボイラーなどに関連したハイテクな石炭利用方法をより多く研究開発するとしている。

クリーン石炭の使用奨励、石炭を利用したハイテク材料や新材料物質の生産も、同局が掲げる目標の1つであることが伺える。

環境保護やエネルギー関連の中国国内の複数企業もこれらの事業に積極的に参与しており、その収益性については経済アナリストから「良好な前途が開けている」との声が出ている。