米ボストンコンサルティング(BCG)の調査によると、中国の自動車オーナーの4分の3は買い替えの際に違うブランドを選ぶ意向であることが分かった。5月6日、網易財経綜合が伝えた。
BCGが中国の自動車オーナー2400人を対象に調査したところ、75%が買い替えの際にブランドを変えると答えたという。
中国市場ではルノー、フィアット、ジャガーなど欧州ブランドの参入が増えているが、これら後発組であっても、中国消費者のブランドロイヤリティが低いため、チャンスは残っているという。
BCG中国地区自動車業務の責任者マルコ・ゲーリッツ氏は「アフターサービス市場の利益が増えており、自動車メーカーはこれまでのような新車販売、生産拡大だけに注力するのでなく、バリューチェーンの末端まで気を配り、ブランドロイヤリティを向上させた方がいい」と提言している。