無料相談受付中

台湾新住民が50万人近くに、67%が中国本土・香港・マカオから―台湾紙

台湾の新住民の総数が50万人近くに達したことが、台湾内政部の今年2月末時点の統計で分かった。23日付で台湾紙・自由時報が伝えた。

それによると、新住民の人数は49万9746人。うち中国本土(香港・マカオを除く)からの新住民は最多の64.83%を占めた。香港・マカオの2.75%を加えると、67.58%になる。次に多かったのはベトナムからの18.28%、インドネシアからの5.67%だった。

台湾新住民の出身地は、中国本土のほかにベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、日本、韓国と多岐にわたる。新住民の総数が50万近くに達したことを受け、毛治国・行政院長(首相)は「省庁の垣根の超えて新住民問題に対処していかなければならない」と述べた。

内政部移民署によると、中国本土からの移住者は32万3985人、香港・マカオからは1万3572人に上った。ベトナムからは9万1350人、インドネシアからは2万8332人となっている。