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上海モーターショー、新エネ車が脚光浴びる

上海国際モーターショーでは、新エネ自動車計103車種が展示された。国内ブランドが51車種、海外ブランドが52車種で、両陣営とも中国市場の中長期的な成長を見据え、布陣を敷こうとしている。4月23日、南方日報が伝えた。

比亜迪(BYD)はSUVの二車種を戦略モデルとして今年後半にも発売する。江淮は第五世代純電気自動車iEV5を展示。最大走行距離は240キロで、スマートフォンで遠隔操作できるなど、最先端の技術を詰め込んだ。

今年第1四半期の新エネ車の生産台数は前年同期比2.9倍増の2万7271台、販売は同2.8倍増の2万6581台と、急成長を遂げており、新エネ車の市場は大きな潜在力があると期待されている。

フォルクスワーゲンは今後4年で中国に国産新エネ車15車種を投入すると発表した。上海GMも、今後5年で新エネ車10車種以上を発売する計画を表明。ボルボもハイブリッド車を発表した。

新エネ車は政策支援が受けやすいほか、省エネ、排出ガス削減にも貢献することから、一部メーカーは新エネ車の普及に力を入れている。カローラとレビンのハイブリッド車を発売予定のトヨタは、「ハイブリッド車の現地生産によって、手に届く価格を実現する」と述べた。