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中国人の個人投資家、約1億人に・・規制緩和でA株新規口座開設が急増―中国メディア

中国証券登記結算有限公司が明らかにした最新データで、中国人の個人投資家が約1億人にのぼることが分かった。楚天都市報が23日報じた。

同公司のデータによると、「1人1口座」の規制が緩和された先週のA株新規口座開設数が325万7100件となり、先々週より93.77%増加した。なかでも、国金証券が運営する証券サービス「傭金宝」は、13日の1日だけで新規口座開設件数が10万件に達したという。

また、17日現在のA株の取引口座数が1億9800万件となり、1人がそれぞれ上海取引所、深セン取引所の2口座を持っているとした場合、中国人の個人投資家は約1億人という計算になる。

同公司による3月度の月間報告では、A株の新規口座開設件数は上海・深センいずれの市場においても広東省がトップだった。以下、浙江省、上海市、江蘇省、深セン市と続いている。

長きに渡り、新規口座開設数は「ニラ指数」と呼ばれ、株式市場熱の高まりをしめす情緒的な指標とみなされてきた。「ニラ指数」が絶えず最高記録を更新するようであれば、通常は株式市場が儲かる段階に入ったことを意味する。