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中国の原発技術「華龍1号」、今年後半にも英国で採用へ

中国広核集団(中広核)は、中広核率いる中国企業グループが英国の原発建設プロジェクトの開発建設に参加することに、英政府が同意したことを明らかにした。中国が自主知的財産権を有する第三世代原発技術「華龍1号」が、今年中にも英国で採用される期待が高まった。4月22日、中国新聞網が伝えた。

中広核の担当者は、出資しているヒンクリー・ポイントCプロジェクト(HPC)が2017年に着工を計画していることと、華龍1号が英国の審査(GDA)を通過後にブラッドウェル原子力発電所Bプロジェクトへ採用される予定であると説明した。そうなれば、中国の自主技術を使った原発技術の海外採用が実現する。

中広核の鄭東山副総経理は「プロジェクトについてはおおむね合意しており、順調なら今年後半に契約を正式に締結し、投資を最終決定する」と語った。

英政府は2030年までに原発8基の建設を計画している。