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「中国国内で今年ぜいたく品購入ブーム」商務部研究機関がリポート

中国商務部研究院の消費経済研究部は16日発表したリポートで、今年は中国国内でぜいたく品の購入が大幅に増えると指摘した。新京報の報道として、中国新聞網が17日伝えた。

昨年、中国人の間では海外でぜいたく品を多く購入し、国内ではあまり買わないという傾向があったが、今年は状況が変わってくる見込みだという。

リポートではその理由について、中国の都市化が加速して国際化のレベルも上がり、ぜいたく品の需要が増えたことを指摘。

また、一部の高級ブランド品の価格が海外では上がり、国内では下がる傾向が見えることも指摘した。腕時計やバッグ、アパレル製品、酒、電子製品のうち、一部のぜいたく品の中国での価格は香港に比べて45%、米国に比べて51%、フランスに比べて72%も高いとされ、そのため海外で購入する中国人が多いが、仏シャネルなど海外の高級ブランドは一部製品の中国での販売価格を引き下げ、国内外の価格差を縮小している。