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中国鉄道車両大手の南車集団、傘下企業が英国の海中作業機器メーカー買収完了

中国の鉄道車両大手、中国南車集団傘下の企業、株洲南車時代電気が15日、海中作業用ロボットなどで世界大手の英国企業、スペシャリスト・マシン・デベロップメンツ(SMD)の買収を完了した。中国新聞網が16日伝えた。

報道によると、SMDは深海作業用ロボットの分野で世界2位。遠隔操作で作業をする海中建設機械や、海底での鉱物採掘設備などを製造しており、世界30カ国・地域に顧客を持つ。

株洲南車時代電気は今回、SMDの全株式を1億3000万英ポンド(約590億円)で買収した。南車集団は事業の国際化を目指しており、鉄道車両だけでなく海洋エンジニアリング設備の分野でも市場を開拓していく方針だ。