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重慶市、シェールガスに878億元投資 2017年までに

重慶市政府は2017年までにシェールガス産業に計878億元を投資し、年間生産能力150億立方メートル、全産業の付加価値総額730億元を実現するとの計画を公表した。2020年には合計投資額1654億元、年間生産能力300億立方メートル、付加価値総額1440億元を目指す。3月30日、証券時報網が伝えた。

計画は中国石油天然気や、コノコフィリップスなどグローバル資源企業との提携を通じて採掘を進め、地元企業も支援することを打ち出した。

また、シェールガスは液化天然ガス(LNG)の原料としても期待されている。計画は2017年までに重慶市のLNG車両を1万2000台、船舶を190隻に、2020年にはLNG車両5万台、船舶400隻に増やすことも盛り込んだ。

さらに、中国石油天然気や中国石油化工など資源企業に、市内に合弁で販売会社を設立するよう働きかける。余剰シェールガスはパイプラインを通じて市外に輸送し、エネルギーが不足する地区をサポートする。2017年までの目標市外輸送量は65億立方メートル、2020年までは140億立方メートルとしている。