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<事故>焼却炉改修中に壁落下…1人重体、4人負傷 山梨

 1日午前9時半ごろ、山梨県笛吹市一宮町国分の産業廃棄物処理会社「エルテックサービス」で、焼却炉の改修作業中にれんがの内壁が崩落し、作業員数人が生き埋めになったと110番があった。5人全員が救出され、1人が意識不明の重体。残り4人も負傷したが、意識はあるという。

 県警笛吹署などによると、同社から依頼を受けた川崎市川崎区のプラント専門会社「クラフト工業」の作業員6人が、円筒形の焼却炉の中に入って内壁のれんがを張り替えている際、れんがが崩落した。1人は無事だった。

 エルテックサービスの社員によると、4年に1回程度、内壁を張り替える作業をしており、社員は「こんな事故になるとは思わなかった」と話した。