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アジア投資銀、北朝鮮が参加の意向も中国拒否―ロシアメディア

中国の主導で設立する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)について、ロシアのニュースサイト・スプートニクはこのほど、北朝鮮が参加の意向を示したが、中国は拒否したと報じた。香港メディア・東網が3月31日伝えた。

報道によると、中国が参加を拒否した理由は「北朝鮮が自国の経済と金融市場に関する詳細な情報を提供できないこと」で、これはAIIB参加の必要条件のひとつだという。

中国外交筋によれば、北朝鮮駐北京大使館の高官が今年2月、AIIBに参加したいとの意向を示したが、中国は断固として拒否した。

AIIBはアジア太平洋地域のインフラ建設を支援する目的で中国が設立を提唱。創設メンバー国の資格が得られる参加申請の締め切りは今年3月31日で、ロシアや韓国のほか、英国、ドイツ、フランスなど欧州の主要経済体が参加を表明した。