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鉄鋼業界の生産設備利用率、2017年に80%目標 工業情報化部

中国工業情報化部は「鋼鉄産業調整政策」について意見稿を提出した。2017年までに生産設備の利用率を80%に上げ、業界利益率や資産回転率を適正な水準にすることを盛り込んでいる。3月23日、新華網が伝えた。

意見稿では上位10社の粗鋼生産量の全国比率を2015年までに60%以上に高め、世界で競争力を持つ大手鉄鋼グループ3~5社に集約する方針なども掲げた。また、大中企業の新商品売上高を全体の20%以上にすることや、汚染物質排出、エネルギー消費を国家基準に合わせること、固体廃棄物の100%リサイクル、電子商取引の整備などにも言及した。

工業情報化部はまた、市場の参入、撤退基準も明示し、生産設備の過剰問題に対応していく考えも明示している。