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中国・大連市に進出の日系企業、4571社 副市長が今後も投資歓迎の意向

中国遼寧省大連市の対外貿易経済合作局によると、同市への進出が許可された日系企業の数はこれまでに4571社で、投資額は179億1000万米ドル(約2兆1400億円)となった。中国と日本の関係は冷え込んでいるが、大連市の盧林副市長は今後も日系企業の投資を歓迎する意向を示している。台湾・中時電子報が1日伝えた。

2014年に大連で新たに設立認可を受けた日系企業は61社。これら企業の資本金は18億7000万米ドル。また同年に大連と日本との貿易額は118億米ドルだった。

ただこのところの円安、また中国本土の人件費上昇などによって大連で日系企業の生き残りは難しくなってきており、投資縮小や撤退を選ぶ企業も出てきている。

こうした状況の中、盧林副市長はこのほど、今後も政策を改善し、日系企業の投資を歓迎していくと述べた。