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日本、1月に中国人観光客に発給した観光ビザは25万件―中国紙

日本の在中国領事館によると、1月に中国本土で発給した観光ビザの件数は25万件に達し、この時期の最高記録を更新した。25日付で海南日報が伝えた。

今年の春節(旧正月)の中国人訪日客は前年より大幅に増加した。日本の観光庁によると、昨年の訪日中国人客は前年比83%増の240万9200人。消費総額は5600億円に上った。1人当たりの消費額は23万1700円で、韓国人(7万5800円)の3倍以上に上った。

購買力旺盛な中国人客とのコミュニケーションを少しでも円滑に進めるため、日本の各大手百貨店は従業員への中国語研修を始めたり、電子翻訳機を持たせたりといった対策を講じている。中国旅游局駐日本代表処の張西龍主任は、中国人訪日客の大幅増について、「円安で日本への旅行費用が大幅に減少したほか、旅行資源の豊富さや買い物環境の良さもある。直行便も増え、ビザ発給要件も緩和された」ことを挙げている。