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広東省広州市、5月より最低賃金が月額1895元に―中国メディア

広東省広州市人力資源・社会保障局は17日、今年5月1日より同市内の企業における最低賃金基準を現行の月額1550元(約2万9480円)から1895元(約3万6040円)に引き上げることを発表した。広州日報が20日報じた。

同局は、国の人力資源・社会保障部が定めている「最低賃金規定」に基づき、最低賃金基準を少なくとも2年に1度調整しており、今年が2年の調整時期に当たるとしている。

同市では月額1550元の最低賃金基準が2年間実施されてきたが、今回の引き上げで最低賃金がおよそ22.26%上昇する。なお、非フルタイム従業員の最低賃金は時給18.3元(約348円)となる。

企業が生産・経営コスト予算の調整を十分行えるように、今回の賃金基準引き上げには2カ月の移行期間が設けられる。