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外食消費回復鮮明に、2014年の売上高9.7%増―中国

中国料理協会によると2014年の全国の飲食店業収入は前年比9.7%増の2兆7860億元だった。伸び幅は前年比0.7ポイント上昇。大手飲食企業の収入は同2.2%増の8208億元と下げ止まった。2月17日、人民日報が伝えた。

全国飲食店収入は2011年以降3年連続で伸び幅が縮小していた。 2014年は大衆店が強い動きを見せ、業界全体のけん引役となった。

中国料理協会の調査によると、外食消費のニーズの80%が友人、家庭、恋人などプライベートのものだった。ビジネス的なニーズは明らかに減少し、公費による消費の抑制が裏付けられた。消費スタイルにも大きな変化があり、SNSやアプリ、口コミサイトなどネットを利用したプロモーションが普及し、予約だけでなく注文や支払いもネットでできるようになった。

中国料理協会は「外食サービスは大衆化、多様化に向かっている。企業は変化に柔軟に対応し、ビジネスモデルを見直さなければならない」と強調した。