無料相談受付中

1月の製造業PMI、2年ぶりに50割れ―中国

国家統計局と中国物流購買連合会は1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は49.8で、2年ぶりに50を切った。非製造業PMIは前月からやや下降したものの53.7%と50を上回った。2月2日、南方日報が伝えた。

中国物流購買連合会の蔡進副会長は「製造業PMIの低下には季節性の要因や需給の弱さがある。特に供給関連の生産指数が落ち、全体を押し下げた。この6年をみても2012年以外は、1月のPMIは前月と比べて下降している」と述べた。

国家統計局サービス業調査中心シニア統計師の張慶河氏は「これまでも春節前後のPMIは不安定な動きをすることが多く、製造業ではその傾向が強い。たしかに今月の製造業は例年の同期より動きが弱いが、非製造業とりわけサービス業の活動指数は拡大状態にあると言え、安定している」と述べた。