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メキシコ、自動車組立産業の繁栄により日本企業が多数進出、日本人の数も急増―中国商務部

近年、自動車組立産業が盛んなメキシコに日本企業が相次いで進出している。今のところ、その数は約700社に上るという。2日、中国商務部が現地メディアの報道としてウェブサイトに掲載した。

内訳はグアナフアト州に100社、アグアスカリエンテス州に74社、ケレタロ州に30社。投資規模は大きく、現地に大量の雇用を生んでいる。日本人社員も多数、現地入りしており、2010年はケレタロ州在住の日本人はわずか120人だったが、マツダとホンダの進出により、2014年は1万5000人まで増加した。

アグアスカリエンテス州には1200人、ケレタロ州には500人の日本人が住んでいる。こうした地域では、交通標識にスペイン語や英語のほか日本語も併記されている。一部ホテルでは日本語の学習がスタッフに求められ、和食や日本語のメニューも加えられたという。