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レアアースの開発抑制へ 中国政府方針

国土資源部は新たな鉱山資源開発のルール制定を進めている。1月26日、上海証券網が伝えた。

新たなルールでは、政府の産業政策などに基づき、開発規模のコントロールを強化する方針。石炭など生産設備過剰が問題になっている資源は閉山を進めるとともに、レアアース、タングステンなどの戦略的資源は開発総量を抑制する。石油、鉄、銅、アルミなど国内供給がひっ迫している資源は採掘を奨励する。

また、戦略性の高い資源については鉱山資源探査開発基地を設けるなど、政府主導の採掘を進める。鉱物や区域別の政策を打ち出すことも盛り込んだ。

新ルールは今年7月までに地方での策定を終え、来年末の完成を目指す。