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中国、1月のPMI49.8 HSBC調べ

HSBCが発表した1月の中国製造業景況指数(PMI)速報値は49.8となり、昨年12月の確報値49.6から上昇し、市場予測の49.5も上回った。2014年10月以来の数値上昇ではあるが依然として50を下回っており、製造業の回復の足取りは鈍い。1月23日、中国新聞網が伝えた。

1月の生産指数、新規受注指数は上昇に転じたが、雇用指数は下げ足を強め、投入価格指数は2009年3月以来の低水準となった。

HSBC中国チーフエコノミストの屈宏斌氏は「1月の速報値は予測より良かったが、雇用指数が低迷しており、内需の弱さを示している」と述べた。

中国国家統計局が公表した2014年12月の中国工業生産者物価指数(PPI)は34カ月連続で減少しており、消費者物価指数(CPI)もこの5年で最低の水準となっている。