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中国、2014年12月の住宅価格統計で70都市中66都市が下落

国家統計局が公表した2014年12月の70都市住宅価格統計は、11月と比較して下落が66都市、上昇が1都市、横ばいが3都市だった。前年同月比では下落が68都市、上昇が2都市だった。上海新築分譲住宅価格は前月比0.3%、前年同月比4.4%下落した。1月19日、解放日報が伝えた。

70都市すべてが前月比で下落する状況に9月以降初めて終止符が打たれた。深センの住宅価格は前月比1.2%上昇し、一級都市の回復力が鮮明となった。

国家統計局都市司のシニア統計師劉建偉氏は「前月比でみると一級都市は全体として伸びており、二級、三級都市は相変わらず下げているものの、下げ幅は縮小傾向にある。成約件数では北京、上海、広州、深センの一級4都市は前月比15%以上伸び、全国平均より高い水準となった」と説明。「融資の緩和や利下げで年末にかけディベロッパーの在庫消化が進んだ」と述べた。