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中国、2014年12月の中古住宅成約件数25%増

政策支援の追い風を受け、中国不動産市場の回復が鮮明となっている。2014年12月の全国15主要都市の中古住宅成約件数は前月比25.5%増、前年同月比21.34%増の7万5354件だった。1月13日、羊城晩報が伝えた。

政府は昨年9月末から融資基準の緩和や利下げなどを実施。11月ごろから数値上でも回復の兆しが表れていた。

12月の中古住宅成約件数の伸び率が最も高かったのは南昌で前月比97.52%増。深センの同38.15%増、北京の同31.24%増が続いた。

昨年の中古市場は全体的に不振で、価格も下落したが、上海、深センの12月の価格は前月比、前年同月比ともに上昇した。北京、広州の価格は前月比ではやや下落した。捜房広州二手房の謝淦総経理は「昨年は全国的にぱっとしなかったが、今年の広州の不動産価格は安定上昇するのではないか」と語った。