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中国の消費者信頼感指数は軒並み上昇・・2014年第4四半期

中国本土、香港、マカオ、台湾の複数の大学により行われた、2014年第4四半期の消費者信頼感指数が8日公表された。大陸の消費者信頼感指数は大幅に上昇、香港の消費者信頼感指数も2010年第4四半期以来最高の数字となった。台湾は投資に楽観的で、マカオの指数も総じて上昇した。1月8日、新華網が伝えた。

中国大陸の消費者信頼感指数は前期比5.5%上昇の104.0で、2009年の調査開始以来最高の水準となったほか、初めて100を超え、「楽観」のレベルに入った。項目別にみると経済成長、雇用、生活の指数は安定しており、物価信頼感指数は上昇、住宅購入、投資信頼感指数は大幅に伸びた。

香港の消費者信頼感指数は同5.6%上昇の84.7。雇用と生活にかんする信頼感指数は基準の100を上回り、経済成長と株式投資、物価、住宅購入は100を下回った。

台湾の消費者信頼感指数は87.91。住宅購入、株式投資、耐久消費財購入にかんする信頼感指数は100を上回り、投資へは楽観的だった一方、物価水準と経済成長には悲観的な見方をしていることが分かった。

マカオの消費者信頼感指数は前期比2.69%上昇の87.35。当地経済指数は下降したものの、雇用、物価水準、生活水準指数は上昇し、住宅購入指数は大幅上昇した。