無料相談受付中

“世界500強”北京本社は48社、初めて東京を抜く―中国メディア

「北京市第三回全国経済調査主要データ公報」によると、2013年時点で世界500強の中で北京に本社を置いている企業は48社あり、東京を抜いて初めて世界首位となった。中国500強のうち、北京本社の企業も97社に上る。6日、人民日報が伝えた。

公報によると、北京に本部、本社を置く企業・機関は3937社で保有資産は計82兆7000億元、雇用数は計309万8000人、利益は計1兆8000億元だった。北京市社会科学研究所の楊松研究員は「北京市政府の努力の成果だ。GDP成長率が7.3%に落ちたとは言え、世界全体ではまだ高く、安定した経済基盤と巨大な市場が多くの企業を引き付けている」と分析、「情報が集中する首都という優位性に加え、基礎インフラの充実、豊富な人材、開放的な政策というメリットがある」と述べた。

北京市政府は昨年、基礎インフラに1000億元近い投資を実施。また、北京の大学数は全国屈指となっている。