中国交通運輸部の楊伝堂部長は２８日、今年の鉄道、道路、水路の投資実績は２兆５０００億元にのぼったと明らかにした。２８日、新華網が伝えた。

新設した道路は９万３８００キロで、そのうち高速道路は７４５０キロ。農村道路２３万キロを新設もしくは改造し、国務院の目標を上回った。

鉄道は８０００億元分の投資を行い、新たに８０００キロが開通した。「一帯一路戦略」「走出去」に基づき、ロシア、モンゴル、インド、タイなどと提携を進めるとともに、海外の高速鉄道プロジェクトにも積極的に参加した。

民用航空部門では、黒竜江省撫遠、湖北省神農架など８空港を建設。中国の民用航空は２０２になった。

水路ではバースを６３１建設。そのうち１万トン級以上は１２５だった。河川航路２０６８キロを改修し、長江南京の水深１２．５メートルの航路も一期工程の建設に入るなど、多くのプロジェクトが進展した。

楊伝堂部長によると、今年の社会の主要交通インフラの旅客輸送量は前年比３．７％増、貨物輸送量は同７．２％増を見込んでいるという。