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富士山登山の中国人客が急増、山梨県の外国人宿泊客は倍増の勢い―華字紙

訪日外国人の増加に伴い、富士山に登る外国人客、特に中国人客が急増し、山梨県内の宿に宿泊する外国人の数も倍増の勢いで、宿が恩恵を受けている。日本新華僑報網の報道として、中国新聞網が26日伝えた。

日本観光庁によると、今年第3四半期(7~9月)に山梨県内に宿泊した観光客は283万9000人で、うち外国人は前年同期比でほぼ2倍の24万9000人だった。山梨県ではこうした結果について、富士山の登山シーズンにあたり、さらに中国からの客が増えたことが影響したと分析。また東南アジア客の増加も全体の数を押し上げたという。

この調査の対象は山梨県内の旅館やホテル1314店で、7~9月の宿泊者数は前年同期比8.2%増。増加率は全国6位だった。一方、外国人客の伸び率は95.9%で全国2位。中国本土からの客は11万2000人で、前年同期から7万人増えた。

1~9月の山梨県内の宿泊客は588万2000人で、前年同期比9.3%増。うち外国人客は69万5000人で同98.6%増だった。