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中国民用航空業1~11月の利益約300億元―中国民航局

中国民航局の李家祥局長は25日、中国民間航空業界の業界の今年の利益が11月までに299億4000万元となり、2013年を上回ったことを明らかにした。新華網が伝えた。

今年通年の輸送取扱量実績は前年比10.4%増の742億トンキロ、旅客輸送量は同10.1%増の3億9000万人、貨物郵便輸送量は同5.3%増の591万トンと見込まれている。

李家祥局長は「北京、上海、広州など大型空港のハブ空港としての機能が高まり、地方航空も発展している。LCC航空の参入も相次ぎ、9空港がオープン、北京新空港も着工のめどが立った」と総括した。

今年は中国の航空会社が146の国際路線を開設し、米国路線にも参入するなど、国際市場の開拓が成果を上げた。春秋航空日本はLCCとして中国で初めてとなる海外展開を始めた。

今年1~11月の全国の1日平均フライト飛行量は前年同期比9.61%増加し、北京、上海、広州など8大空港の定刻運航率も同6.1%上昇した。国内航空のフライト遅延によるクレーム率は20%、フライトキャンセルによるクレーム率も41.7%減少した。