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中国資本の不動産開発投資、韓国ソウル市が積極姿勢―中国メディア

中国国有不動産大手の緑地集団が22日、韓国ソウル市と同市での不動産開発投資に関する意向書を交わした。緑地集団は済州島での高層複合施設「ドリームタワー」の建設計画が済州道の元喜竜(ウォン・ヒリョン)知事によって中止に追い込まれたが、ソウル市は緑地集団による投資を呼び込もうと積極的だという。中国・環球時報が24日伝えた。

緑地集団はロッテ観光開発と共同で済州島にランドマークとなる高層複合施設「ドリームタワー」を建設する計画を進めていたが、今年6月に道知事に就任した元喜竜氏が中国資本の済州島への投資が急拡大していることに難色を示し、計画は中止に追い込まれた。

これとは対照的に、ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は中国資本によるソウルへの投資誘致に積極的で、自ら緑地集団の本社を訪れ、投資を呼びかけた。

緑地集団はソウルで100階建て超高層ビルの建設に200億元(約3900億円)を投じる意向を示している。