無料相談受付中

世界最大の中国ロボット市場、外国企業がシェア8割を占める―中国メディア

国際ロボット・スマート設備産業連盟は、中国のロボット市場のニーズは世界一で、今後30年は最大市場の座を維持するとの見通しを示した。ただし、現在、中国のロボット市場の80%は外国企業が占めており、中国企業の存在感は薄いという。19日、新華網が伝えた。

同連盟の羅軍執行主席は同日の記者会見で「ロボット1台で3.6人分の作業ができるが、コストはまだ人の5~10倍。この点が中国のロボット市場の成長の制約要因となっている」と紹介。そのうえで「中国のロボット産業成長に向け、国務院は来年前半にも政策を打ち出すだろう。工業情報化部と科学技術部も100億以上の資金を拠出する見通しだ」と述べた。