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富士急行線、来年3月14日からSuica導入

富士急行は2015年3月14日、大月(山梨県大月市)~河口湖(富士河口湖町)間26.6kmを結ぶ富士急行線にJR東日本のICカード「Suica」を導入する。同社が12月19日、発表した。

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同社によると、導入費は約2億5000万円。富士急行線の全18駅にICカード改札機を設置し、SuicaやPASMO、Suicaとの相互利用サービスに対応している交通系ICカードで利用できるようにする。また、大月・田野倉・禾生・都留市・谷村町・都留文科大学前・東桂・三つ峠・下吉田・富士山・富士急ハイランド・河口湖の12駅では、窓口営業時間帯にカードへのチャージも行う。Suicaのカードは富士急行線の各駅では販売しない。

Suicaの導入により、大月駅での乗換時における乗車券購入の手間が省けるほか、『ホリデー快速富士山号』などJR線からの直通列車利用後におけるICカード処理の必要もなくなる。富士急行線の沿線や富士山エリアを走る富士急グループの路線バスでは、一部を除き関東圏の私鉄・バスのICカード「PASMO」が既に利用できるようになっており、富士急行は「富士山エリアにおける利便性が格段に向上します」としている。