無料相談受付中

中国、1月1日から医薬品や日用品の輸入税率引き下げ―中国メディア

中国は来年1月1日から輸出入にかかる関税を変更する。財政部によると輸入暫定税率を導入し、医薬品や日用消費品などの税率を引き下げるという。17日、京華時報が伝えた。

輸入暫定税率を導入し減税対象となるのは光通信用レーザー、全自動ワイヤ溶接機などハイテク製造業向け設備・部品、電気自動車用電子ブレーキレバーなど省エネ、環境保護に貢献する設備、エチレン、ニッケルなど国内生産に必要なエネルギー資源性製品、中性脂肪を下げる医薬品有効成分、マカデミアナッツ、カメラレンズなど。また、冷媒圧縮機、自動車用ラジオ、インクジェットプリンタなどの製品は輸入暫定税率を取り消し、天然ゴムなどの暫定税率を上げる。

小麦など農産品7種と尿素など化学肥料3種の関税割当管理は来年も引き続き実施し、尿素など3種の化学肥料に対して1%の暫定割当税率を適用する。

また、国家間の自由貿易協定や関税優遇協定に基づき、ASEAN各国、チリ、パキスタン、ニュージーランド、ペルー、コスタリカ、韓国、インド、スリランカ、バングラデシュ、スイス、アイスランドの輸入製品には協定税率を適用し、一部はさらに引き下げる。エチオピア、イエメン、スーダンなど41カ国には特恵税を適用しする。