国際人材コンサルティング会社、ECAインターナショナルが発表した最新の「駐在員にとって生活費が高い都市ランキング」で、韓国のソウルが東京を抜いてアジアの首位となった。12日付で聯合早報が伝えた。
世界440都市を対象に駐在員の生活コストを調査した結果、ソウルが東京を抜いて、駐在員にとって最も生活費が高いアジアの都市となった。ソウルの世界ランクは10位、東京は12位。円安の影響で駐在員の消費水準が下がったことが、東京が順位を下げた要因となった。中国は経済成長が鈍化しているとはいえ、物価は依然として高く、上海と北京がアジアの3位と4位を占め、世界ランクでもともに15位以内に入った。
シンガポールはアジアの9位。世界ランクでは昨年の31位から26位へと順位を5つ上げた。
(http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/404073/)