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中国が今年、米国を抜いて世界一の経済大国に・・IMF報告―シンガポール華字紙

国際通貨基金(IM)は報告で、今年の購買力平価(PPP)ベースの国内総生産(GDP)で、中国が米国を抜いて世界一の経済大国となるとの予測を示した。10日付で聯合早報網が伝えた。

IMFの報告によると、今年の中国のPPPベースのGDPは17兆6320億ドルとなり、米国の17兆4160億ドルを上回る。これは中国が、1842年から一貫して世界を牛耳ってきた米国を抜いて、世界一の経済大国になることを意味する。

一方、フランス紙リベラシオンは、それぞれの国、特に中国と米国は生活水準にかなりの差があることから、すべてを実勢レートに基づいて米ドルに換算し、比較するやり方では不十分だと指摘。名目GDPで見た場合、今年の中国のGDPは約10兆ドルで、米国の約17兆5000億ドルを大きく下回る上、1人当たりGDPで比較した場合、中国の順位は89位だと報じた。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/403903/