国家統計局サービス業調査中心と中国物流購買連合会は３日、今年１１月の中国非製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が前月比０．１ポイントプラスの５３．９％だったと発表した。同日、中国新聞網が伝えた。

サービス業商務活動指数は前月並みの５２．６％で、郵政、インターネット・ソフト技術サービス、電信放送テレビ、衛星通信などが５０を上回った一方で、航空運輸、鉄道運輸、飲食などは５０を割った。建築商務活動指数は同０．４ポイント上昇の５８．９％で、建築業界の活況がうかがえる。

新規受注指数は同０．９ポイント下降し５０．１％。需要は底堅いが、伸びは鈍化している。サービス業新規受注指数は同０．２ポイント下降の４９．４％で５０を下回った。中間投入価格指数は同１．４ポイント低下の５０．６％。請求価格指数は同１．１ポイント低下の４７．７％。非製造業企業の販売価格の低下を反映している。雇用指数は４９．５％だったが前月比０．６ポイント上昇しており、明るさがみられる。将来の見通しを示す業務活動予測指数は同０．２ポイントの５９．７％で、今後３カ月の市場については楽観的な見方が多い。

（http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/403195/）