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中国の“西電東送”プロジェクト来年相次ぎ着工―中国メディア

中国で、西部地域で発電した電力を沿岸部に送る「西電東送」プロジェクトが具体化している。4日、中国新聞網が伝えた。

国家能源局電力司の韓水司長は同日、「国務院が打ち出した大気汚染対策行動計画を実行するために、北京、天津、河北省、長江デルタ地区、珠江デルタ地区の火力発電所建設の管理を強めると同時に、12の西電東送送電線の建設を推し進める」と述べた。現時点で3送電線はすでに着工しており、残りも来年に相次ぎ着工する見込み。

韓司長は「我々は既に淮南-上海、錫盟-山東と寧東-浙江については建設を開始した。総投資額は683億元で、完成後は北京、天津、河北省、山東省、長江デルタ地区に毎年900億キロワットの電気を送り、年間2700万トン相当の石炭消費を削減できる」と語った。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/403408/