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ハルビンから日本へのツアー客、今年は2割増―中国メディア

中国人民銀行貨幣政策司の公式サイトによると、27日の円と人民元の為替レートは、100円=5.2161元。昨年同期は100円=6.2769元だった。円安の影響により、日本への買い物ツアーは事実上の2割引となっており、オフシーズンにもかかわらず申し込みが増えている。28日付で黒竜江新聞網が伝えた。

日本旅行から戻ったばかりのハルビン市民、趙さんは「昨年、日本に行った時は1万元=16万1000円だった。今年は円安のおかげで19万2000円となり、3万円も得をした。3万円あれば、日本への航空券が買える」と話す。「友人は私が日本に遊びに行くと聞いて、買い物リストを渡してきた。昨年は人民元で1000元以上だった化粧品が、今年は800元ほどで済んだ。アウトレットのセールにも行ったが、以前は2万元だったスーツが、7000元で買えるようになっていた」という。

黒竜江省国際旅行社の呉副総経理は「11月は本来であれば日本旅行のピークではないが、今年は円安の影響で、前年同期比2割近くの増加。外国人旅行者向けの消費税免税枠拡大も追い風となっている。クリスマス前後のツアー料金は少し高くなるが、それでも今は1年で1番安い時期。今なら相当の金額が節約できる」と話している。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/402761/