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<除雪車両>今年2月の大雪受け初導入 JR東・八王子支社

東京のJR東日本八王子支社(佐藤裕支社長)は、同支社として初めて除雪車両を導入するなど、今冬に向けた雪害対策を発表した。管内は今年2月14日の大雪で、中央線の大月-小淵沢駅間で電車9本が立ち往生。乗客計約900人が車内に取り残され、数日間にわたってダイヤが乱れた。

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 このため、同社は半年かけて雪害への対応策を検討し、雪を押し出して排除するラッセル車と、深い雪を吹き飛ばすロータリー車を組み合わせた除雪車両を導入することにした。30センチ程度までの積雪に対応可能という。中央線の山梨県内の四方津、酒折、小淵沢の各駅に配備する予定。

 加えて、積雪情報を収集するカメラを高尾-小淵沢駅間の12カ所に設置▽73カ所のポイントに融雪装置を設置▽中央線、青梅線、五日市線、八高線の多くの駅に防寒シートや非常食など雪害用備蓄品を配備--するとしている。

 佐藤支社長は「大雪となっても、お客様にできるだけ迷惑をかけないようにしていきたい」と話した。【黒川将光】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000014-mai-bus_all