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大連の投資家が日本の不動産に狙いを定める、円安の影響で、昨年の3倍―中国紙

円安が続く中、多くの中国人が日本での観光や買い物を楽しんでいるが、日本の不動産を購入する中国人投資家も増えている。統計によると、その数は昨年の3倍。遼寧省大連市の日系不動産仲介会社によると、最近は問い合わせが明らかに増えており、特に東京周辺の温泉付きマンションに人気が集中している。1度に複数の物件を購入する人もいるという。28日付で大連の地元紙・半島晨報が伝えた。

貿易会社を営む張さんは中国と日本を頻繁に往復しているうちに、日本の取引先から、広さ20平方メートル強の家具付きマンションが10万元(約192万円)で販売されていると聞いた。「1平方メートルに換算したら、たったの5000元。大連の物件より断然安い」と張さん。最終的に温泉に近い場所にある小型マンションを2軒、繁華街の小型マンションを1軒、購入した。「繁華街の物件はすぐに借り手が見つかった。毎月の賃料は1万5000元(約28万円)」という。

ここ数カ月の円安の影響により、日本の不動産の購入を検討する中国人が明らかに増えている。購入手続きも複雑ではなく、中国人が購入する際は身分証明書やパスポートを用意すればよい。公正証書を不動産仲介会社に持ち込めば、仲介会社がすべての手続きを代行してくれるという。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/402758/