中国在住の英国人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ氏が運営する民間シンクタンク、胡潤研究院が２６日、アウディやＢＭＷなど８つの高級車ブランドの所有者について、それぞれの特徴をまとめた白書を発表した。２７日付で成都商報が伝えた。

調査対象となった８ブランドは、アウディ、ＢＭＷ、ベンツ、レクサス、ボルボ、ランドローバー、キャデラック、インフィニティ。中国の主要１０都市の高級者オーナー８００人を対象に、８カ月をかけて調査を行った。オーナーの平均年齢は３３．５歳。男性が７６％を占める。３年以上の海外滞在歴がある人は１割近くに上った。

個人の平均月収は３万元、世帯の平均月収は８万８０００元。世帯月収が１０万元以上は３０％を超え、世帯の総資産額が１０００万元以上も１０％に達した。世帯収入が最も多いのはベンツのオーナー、最も低いのはインフィニティだった。アウディ、レクサス、ランドローバーのオーナーは平均総資産９００万元前後、ＢＭＷ、ボルボ、キャデラックのオーナーの平均総資産は８００万元以上だった。

学歴ではランドローバーが比較的低く、ボルボが最も高かった。ＢＭＷは女性オーナーの割合が最も多く、キャデラックは男性オーナーの割合が最も多かった。アウディのオーナーは多様で、ランドローバーは自営業者が多く、ＢＭＷとランドローバーのオーナーは派手好き。レクサスのオーナーははっきりとした特徴がつかめなかったと報告された。

（http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/402640/）