HSBCが発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(MPI)速報値は50.0となり、今年後半では最低の水準となった。20日、中国証券網が伝えた。
新規輸出受注指数、生産指数は50を割り込み、輸出の弱含みや生産価格の低迷を反映している。CPIだけでなく、PPIも32カ月連続でマイナスとなっており、デフレ圧力の存在を示している。
国務院発展研究中心マクロ経済研究員の張立群氏は「消費の伸びは安定しており、不動産投資も底は打った模様だ。今の数字は悪いが、年末にかけてこれ以上波乱は起きないだろう」と述べた。
(http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/402172/)