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資産3000万ドル超の“スーパーリッチ”は中国に1万1000人、平均53歳―中国メディア

UBSとシンガポールのコンサルタント会社ウェルス-Xが公表した「2014年世界スーパーリッチ報告」によると、中国では1万1000人のスーパーリッチが国家の財産の7.3%を保有していることが分かった。彼らの平均年齢は53歳で、世界で最も若い。20日、中国・騰訊財経が伝えた。

報告書は、昨年7月から今年6月までのデータを分析したもので、スーパーリッチの定義は、純資産3000万ドル以上。今年6月時点で、世界では21万2000人のスーパーリッチが確認された。スーパーリッチが多いのは米国、欧州、アジアで、特に起業が活発なアジアではスーパーリッチの台頭が著しく、報告書は2024年にその資産総額が欧州を超えると予測している。

中国のスーパーリッチの数は世界5位で、資産総額は1兆5600億ドル。彼らの91%は自ら事業を起こして財をなしており、財産を受け継いだ人は9%しかいない点が、欧米と大きく違っている。

UBSの担当者は「UBS香港の富裕層担当部門は、1995年にはスタッフが50~60人しかいなかったのに、今では1000人いる」と語った。

また、香港はアジアで最もスーパーリッチ比率が高い地区で、100万人のうち460人がスーパーリッチで、この比率は世界平均の20倍。香港のスーパーリッチの9%は不動産投資で財をなしており、この割合は世界最高だ。起業などで自ら資産をつくった人の割合は55%しかなかった。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/402069/