米ビジネスインサイダーは19日、ブラジルで天候不良や疾病などによりコーヒー豆の生産量が激減したことを受け、コーヒーチェーン世界最大手のスターバックスが中国市場に視線を移したと報じた。20日付で国際在線が伝えた。
海上輸送に関する情報を提供するPIERS社によると、1~9月期にスターバックスが中国から輸入したアラビカ豆は1万4000袋近くに上り、昨年の輸入量全体の5倍以上に達している。
スターバックスやネスレなど複数の企業がすでに中国の雲南省にコーヒー豆を仕入れるための拠点を設けたという。米国のボルカフェ社も、コーヒー豆の仕入れと販売のために雲南省に支社を設ける計画を明かしている。中国のコーヒー豆市場に世界中から熱い視線が注がれ始めている。
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