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日系車の中国販売、明暗分かれる トヨタとマツダ好調―中国メディア

日産とホンダの10月の中国での自動車販売台数が減少し、年間販売台数目標の下方修正を余儀なくされた。一方トヨタとマツダは増加基調を維持している。6日、網易財経が伝えた。

ホンダは目標を下方修正しても、達成は楽観できない情勢だ。マツダとトヨタは当初目標を維持しているが、こちらも達成は微妙、日産も目標を達成するためには今後、過去最高の販売台数を維持する必要がある。日系車の売り上げが伸びるときは新車発売と連動していることが多いが、それは一時的なカンフル剤に過ぎない。

日産の10月の中国での販売台数は前年同月比9%減の10万4400台だった。前年割れは4カ月連続。1~10月の合計販売台数は前年同期比3.5%増の98万3500台。同社は今年の販売目標を従来の140万台から127万台に、東風日産は110万台から100万台に修正した。

トヨタの10月の中国での販売台数は同27.1%増の10万4700台だった。新型カローラの販売台数が同40%増、RAV4が同45%増で、この2車種が大きく貢献した。1~10月の合計販売台数は同13.3%増の81万5000台。トヨタは110万台の年間販売目標を立てており、1~10月の達成率は74.1%となっている。  

ホンダの10月の中国での販売台数は同5.8%減の7万802台。1~10月の販売台数は同0.1%増の57万3160台で、好調だった前年から様相が一変した。年間目標は80万台に下方修正しており、修正後の10月時点での目標達成率は71.6%となっている。 

マツダの10月の中国での販売台数は同10.5%増の1万9788台。1~10月の合計販売台数は同18.7%増の16万9179台で、新車効果が鮮明となっている。ただ、今年の販売目標は22万台で、達成にはさらなる努力が必要だ。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/400860/